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地域用水事業

事業の概要
  地域用水とは
 農業用水は昔からいろいろな使われ方をしてきました。野菜や洗濯物などの洗い場、 道路への散水、防火用水、また泉や小川で魚を捕ったり、ほたるを追いかけたりと子供たちの遊び場となっていて、農村地域の環境に欠かすことが出来ない役割を果たしてきました。
  近年においては、自然環境についても社会的にも大きくクローズアップされ、農業用水の地下水涵養効果、水田の洪水調節などについても、その維持・保全が課題となっています。
  このため、農業用水路・泉など若干の改良・整備することにより、地域の人々の憩いの場、心の安らぎの場としての空間が見直されつつあります。このように農業用水以外にも利用されるみずつまり地域を育てる用水「 地 域 用 水 」と呼んでいます。
 道後平野土地改良区は、この農業用水の多面的機能を増進するため、平成10年度より地域用水機能増進事業を推進し、平成17年度に事業は終了しました。今後はこの事業で作られた施設や経験を活用して、地域のイベントなどを盛り上げるきっかけとしていく予定です。
  農業用水の多面的機能


  
 

  地域用水機能増進事業ネットワーク
事業内容

 地域用水機能増進事業の最終課題である、増進計画書を作成するために必要な調査やいろいろな活動をしています。
 本来の活動主体である地域住民が、より活動しやすいように講演会やセミナーなど道後平野地区全体的な内容について後方支援しています。
 各地区における維持管理活動・水質管理・水路の美化及び地域用水事業の普及啓発を目的としたイベントや小学生への授業などの実践活動を行っています。

 ソフト事業で考案された景観・親水、生活用水施設、防火用水施設を整備し、地域用水機能の増進をめざします。
特集
 東温市牛渕地区での地域用水事業の結果として『おとどい広場』ができるまでと、その後の活動をまとめました。